満州でのアヘン争奪戦を描いた、「満州アヘンスクワッド」のご紹介をしていきます。

- GANTZの奥浩哉さんが夢中で読むほどおすすめの1冊
- 満州国の裏側を描いたフィクション漫画
- テーマは重いがエンタメとしてライトに再構築しているのでサクサク読めます
引用:ヤンマガweb
- 「満州アヘンスクワッド」のあらすじ
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昭和12年、関東軍として満州国に移住してきた日方勇は、察哈爾(チャハル)での軍事演習中、砲撃に巻き込まれた中国人の少年を助けようとしたところ、隠し持っていた銃で撃たれ、右目を失明する。戦力とならなくなった勇は、前線から強制的に撤退され、満蒙開拓義勇軍への転属となるが、彼の母親がペストに感染してしまう。母親の命を助けるために大金が必要になった勇は、偶然にも陣内が管理している阿片芥子の栽培場を発見し、勇を口封じしようとした陣内を殺害し、商売目的で阿片を製造することを決める。その後、勇が精製した阿片を麗華が経営するアジトに持っていき、金銭交換を要求するが、麗華はその阿片に目をつけ、勇と共に阿片の製造をすることを決意する。
引用:Wikipedia
- この漫画が好きな人におすすめ!
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- 「満州アヘンスクワッド」の見どころ
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フィクションとノンフィクションを織り交ぜたエンタメ作品です。
作画が非常に綺麗なのでアヘン中毒になった様子や殺し屋の表情など、ゾッとするような表現の仕方をしているので大人向けの作品が読みたい方にはおすすめの一冊となっています。
主人公の勇は植物好きの心優しい青年でしたが、喧嘩もしたことが無く、軍隊でも浮いた存在でしたが、母のペストを治すための薬代として法外な金額を求めてアウトローに身を落としてしまいます。
仲間のはぐれ者たちとアヘンを使い、複雑な満州社会と戦っていくために、徐々に闇の世界に染まっていく様も見どころの一つです。アヘン中心のクライムサスペンスですが、教科書に出てきた「満鉄」なども出てくるので、歴史作品としても重厚な内容が楽しめます。
- まとめ
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重厚で情報量が多い作品ですが、それを感じさせないテンポの良さがあり、一気に読み進めることができました。
バトルシーンや駆け引きは作画が凄く見応えがありますが、ストーリーが少年漫画のような柔らかさがあるので、歴史物にありがちなセンシティブなイメージを払拭した作品です。
ゴールデンカムイ好きにはたまらないかと思いますので、是非ご一読ください!
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